多様なキャリア（Parallel Paths）の可能性を追求し続ける

(パラレルパスが、当たり前の社会へ)

社会や組織で不足している「パズルピース」として皆様の挑戦を支えたい

株式会社パラパス代表取締役の山崎一郎と申します。

11年前、48歳の私は大手食品企業で部長職として働いていましたが、将来への漠然とした不安を抱えていました。インドネシア法人役員、国内関係会社役員を経験し、それなりのキャリアを積んではいたものの、「このままでいいのだろうか」という想いが心の奥底にありました。

そんなとき、一歩を踏み出したのがグロービス経営大学院での講師業への挑戦でした。初回の授業は冷や汗もののスタートでしたが、翌月に振り込まれた報酬を見たときの感動は今でも鮮明に覚えています。27年間の会社員生活では味わうことのできなかった「自分のスキルで稼ぐ」という達成感でした。

その後、2年間講師業を副業としていましたが、5年間のブラジル赴任を経て帰国。帰国後、試行錯誤の2年間を経て、自分としては2024年に大きな転換期を迎えました。「副業から本業へ」という大胆な舵を切り、同年11月に株式会社パラパスを設立いたしました。

創業への想いの根底にあるのは、「社会や組織で不足している『パズルピース』として皆様の挑戦を支えたい」という強い願いです。多くの中小企業では深刻な人材不足に悩んでいる一方で、専門家を常時雇用することは困難です。そんなとき、必要な部分だけを埋めてくれる存在がいたらどれほど心強いでしょうか。

私たちは、戦略人事コンサルティングやCHRO代行、リーダー育成研修、1on1エグゼクティブコーチングを通じて、組織と個人の成長を支援します。経営層には人的資本経営やグローバル人材マネジメントの知見を提供し、次世代リーダーには自己理解を深め、自律的に行動できる力を育みます。

グローバル企業で培った実務経験とビジネススクールでの教育経験を融合し、多様なキャリアの可能性を広げる仕組みを構築。個人と組織が互いに高め合い、持続的に成長できる社会の実現を目指します。

また、個人の皆様には副業を通じて社会の「足りない部分」を埋める存在になれるようなお手伝いをしています。それぞれが持つスキルや専門性を活かし、複数の道を並行して歩むことで、より豊かなキャリアと社会貢献を実現していただきたいと考えています。

「パラパス（Parallel Paths：平行な小道）」という社名には、「誰もがひとつの閉じた世界ではなく、並行していくつかの道を歩み、それぞれが刺激し合いながら成長し、心理的成功を実感してほしい」という想いを込めました。

多くの方々のご支援をいただきながら設立したこの会社で、皆様お一人おひとりが社会に不可欠な「パズルピース」として輝ける社会づくりに貢献してまいります。